水稲除草剤散布用のラジコンボートレビュー(操作性抜群でめっちゃ面白い)

本格的な田植シーズン到来という事で、今回は水稲除草剤専用のラジコンボートについて書いていこうと思います。

米麦に関してはドローンの話題も増えてきておりますが、全自動ではなく人力(半人力)となると、田植後数日までのタイミングであれば、ラジコンボートは作業の省力化という点においてとてもメリットがある農機具だと思います。

ラジボーの価格は高い物から比較的安価な物まで色々ありますが、扱っている生産者の方にお話を伺うと、安かろう悪かろうという物もあるようです。

今回は、株式会社ワイズファクトリー製の「y’z BOAT」という物を触らせてもらいました。
こちらの機種は農薬メーカーさんも所有している物だそうです。
操作性が良く、ユーザー評価も高いと伺いました。

以前から興味はあったのですが、実際に触ってみるととても面白い。
値段はそれなりにしますが、専業農家だったら1台買っても良いかなと思ってしまうくらい楽しいものでした。


ラジボーは意外とかっこ良い。想像以上にスピードも出る。

ホバークラフトタイプのボートになります。
エンジンは芝刈り機くらいの物なので、実際に起動させると結構うるさいです。
ですが、想像以上にスピードが出ます。

デザインも洗練されています。
ハンドメイドで作られているそうです。
軽トラに乗るサイズなので、運搬も楽。


画像のラジボーはフロアブル剤専用タイプでタンク容量は10L。
フロアブル剤は希釈せず原液を用います。

メーカーさんのHP上だと重量13Kgとなっています。
フロアブルを満タンにするとちょっと重いですが、十分持ち上げられます。

基本的に準備は水口側でするので、男性なら片手で持ち上げられます。
ボートには両手で持てるようタンクの前後にステッパーが付いていますので、女性でも扱えるんじゃないかと思います。
 



ラジボーは動力バッテリー交換の必要性が無いのでお手軽

全自動処理型のドローンは、これから更に普及が進むと思いますが、現状ではバッテリーの持ち時間が短いというデメリットがあります。
作業する人は沢山の交換用バッテリーを準備して持ち歩かなければなりませんし、バッテリー充電の時間も結構時間を要します。

ラジボーはオイルの投入は必要となりますが、連続作業時間はドローンと比べると圧倒的に長いです。

完全初心者の私の感覚としては、10a当たり4~5分くらいで処理が終わるかな?という感じでした。
こなれている人はもっと早く終わるかもしれません。

法的な縛り事は無いので、ラインズマンも不要ですし、ドローンのような農薬散布に対する決まり事もありません。
そういう意味でも使い勝手は良いです。

水田面積が大きいと、さすがに目視だけでは奥行きが心配になる面が有りますが、例えば軽トラの上などの目線の高い位置から操縦する事で、ある程度改善できそうです。

初心者の私が試走した際に、奥行きいっぱいかな?と感じる所でカーブを切っても、実際は3~5メーターくらい離れている感じなので、慣れないうちは自分が動きながら操縦するのが良いと感じました。



代かき不十分のちょっとしたアゼなら風力だけで乗り切れる。

基本的に水深は5㎝以上の状況で使用するのがベストですが、水田の凸凹で少し土目が出てしまっているような所に乗り上げてしまっても、多少であれば動力(風力)アップしながら風を押し出す方向を変える事で回避する事が出来ます。

意外とパワーもあり驚きました。




使用オイルについて

推奨オイルは、2サイクル用のエンジンオイルで50:1の物がベストだそうです。
インターネット等で検索すると、1Lでだいたい3000円台。



私はあまり知識が無いのですが、慣れている方は自分で混合オイルを作る方も居るそうです。



まとめ

という事で、今回は除草剤専用のラジコンボートについて紹介してみました。

ド素人でもそれなりに操縦する事ができますし、本当に楽しかったです。

田植同時処理での除草剤処理だと、どうしても残効切れが心配になるのですが、ラジボーの場合は田植後に使う事ができる為、除草剤の残効を担保する事ができます。

3反くらいの水田であれば、とりあえずジャンボ剤でもまいておけば何とかなる!という感じはありますが、それ以上面積が大きくなってしまった場合は、除草剤の処理は結構重労働です。

水口処理できる除草剤も多々ありますが、水田の高低差や蛇口数、水の入り方によってかなりブレが出ます。

ラジボーの場合は、クロ回りや水田の中を歩かなくてもしっかり除草剤の処理ができるという部分が最大のメリットでしょう。



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